ジャイアントセコイアという木をご存じでしょうか?
長い寿命と、その大きな風貌で知られるこの木は、高齢になればなるほど成長が
加速することがわかったのだそう。
ジャイアントセコイアだけでなく、ユーカリの一種やセコイアの他の種類にも
同様の現象がみられているようです。
原因は、葉の面積が多くなればそれだけ、光合成が多く行われ
糖の分泌が大きくなるからなんだそうです。
2000年も生きてまだグングン成長している木なんてちょっと不思議で、映画なんかにも
出てきそうな感じです。
こういった樹木種はわりと多く存在するらしく、1000年以上も生き続ける木も少なくなく
高齢でもなお盛んに光合成が行われ、組織が維持され続けているのだとか。
もしも、木を化石のように紐解くことが出来るのなら、過去の気候変動や大陸で何が起こったのか
などが解明されていけば面白いですね。
おそらく、この木は何よりも地球上の様々な事をしっかりと刻みつけているに違いありません。